この施設の要点
- 料金:無料(公園入園料も不要・登録/予約不要。駐車場のみ有料)
- 営業時間:9:00〜17:00(年中無休・メンテナンス時は臨時閉所)
- エリア分け:全サイズ共通の1エリア(約1,000㎡・サイズ区分なし)
- 必要書類:提示不要(鑑札・狂犬病注射済票を首輪に着用。接種は1年以内)
神奈川県海老名市の相模川河川敷に位置する「中野多目的広場 ドッグラン」は、2019年8月に開設された海老名市初の公設ドッグランです。利用料は無料、事前登録も予約も一切不要で、市内外を問わず誰でも当日すぐに利用できます。約1,000㎡の広さを持ち、サッカー場やラグビー場、大型複合遊具を備えた総合スポーツ公園「中野多目的広場」の拡張エリアとして整備されました。全サイズ共通の1エリア制で、大型犬から小型犬まで同じ空間でのびのびと走り回れます。相模川の川風と自然の地面が犬の足腰に優しく、対岸に厚木市の緑を望む開放的なロケーションが特徴です。2009年の基本計画策定から10年越しに実現した市民待望の施設で、地域の愛犬家コミュニティの拠り所として親しまれています。
基本情報
| 住所 | 神奈川県海老名市中野1丁目2314番2(〒243-0425) |
| 電話番号 | 管理事務所:046-244-0085/海老名市 文化スポーツ課:046-235-4927 |
| 営業時間 | 9:00〜17:00 |
| 定休日 | 年中無休(メンテナンス・悪天候時は臨時閉所あり) |
| 料金 | 無料(登録不要・予約不要) |
| 屋外・室内 | 屋外(露天式・日陰なし) |
| 広さ | 約1,000㎡(ネット高さ1m) |
| エリア分け | 全サイズ共通1エリア(大型犬・小型犬の区分なし) |
| 地面の質 | 土・草(相模川河川敷の自然地面。表記はソースにより「土・低草」「天然芝・土」等のゆれあり) |
詳細情報
中野多目的広場 ドッグランは、相模川の左岸河川敷を整備した海老名市立の公設ドッグランです。2019年8月29日の開設から、海老名市初の公設ドッグランとして地域の愛犬家に利用されています。
海老名市初の公設ドッグラン——10年越しの実現
このドッグランが生まれた背景には、長い年月をかけた市民と行政の協働があります。海老名市が2009年に策定した基本計画の中にドッグランの設置が盛り込まれ、そこから10年の年月を経て2019年にようやく実現しました。開設当時、海老名市の文化スポーツ課は「ドッグランを通じて出会った人同士のコミュニティーが広がる場所になれば」とのコメントを寄せており、単なるスポーツ施設の追加ではなく、地域コミュニティの育成を目的とした施設であることが伝わります。神奈川新聞(カナロコ)が開設時に記事を掲載したことからも、地元の注目度の高さがうかがえます。
整備の規模としては、既存の野球場北側にある河川敷5,200㎡を新たに活用し、そのうち約1,000㎡をドッグラン、約3,000㎡を多目的グラウンドとして整備しました。整備費は税抜き396万円で、市の予算から捻出されています。現在は指定管理者として相鉄・コナミスポーツ・日比谷花壇共同企業体が運営にあたっています。
登録不要・無料の気軽さ——神奈川県内でも希少な存在
中野多目的広場 ドッグランの最大の強みのひとつが、「利用料無料・事前登録不要・予約不要」という圧倒的な気軽さです。神奈川県内では、大型商業施設に併設されたドッグランや会員制の有料ランが多く、初回利用のために書類を準備したり会員証を申し込んだりする手間が発生するケースが少なくありません。一方、中野多目的広場 ドッグランは市内外を問わず誰でも当日すぐに利用でき、手続きの煩わしさがありません。
利用にあたって必要なのは、狂犬病予防接種の注射済票を犬の首輪に着用していること(規約上の条件)だけです。書類を封筒に詰めて持ち歩く必要はなく、気が向いたときに散歩の延長として立ち寄ることができます。神奈川県内の無料ドッグランを紹介するウェブサイト(odewan.com「神奈川県無料ドッグラン12選」)にも海老名の代表施設として掲載されており、県内でも特別な存在感を持っています。
相模川河川敷ならではの開放感
ドッグランの立地は、相模川の左岸河川敷です。対岸に厚木市の緑を望み、川沿いの開けた空間が広がっています。カナロコの開設記事では「朝夕の川風と地面の草が犬の足腰に優しい環境」と表現されており、都市型のインドアランや人工芝のランとは異なる自然の心地よさが魅力となっています。
ドッグランに隣接して約3,000㎡の多目的グラウンド、さらに公園内にはサッカー場、ラグビー場、環境学習エリア、大型複合遊具が整備されています。子どもの遊び場と犬の運動スペースが同一エリアにあるため、犬連れ家族が犬の利用時間と子どもの遊び時間を並行させることができます。ドッグランに子どもが入る場合、小学生以下は必ず保護者同伴(規約4条)、未就学児の入場は禁止(規約5条)とされていることは注意が必要ですが、大人がドッグランで愛犬を見守りながら、別の大人が子どもを遊具エリアで見る、という家族の時間の使い方が自然に生まれる場所です。
地面について——正直な情報開示
地面の質については、複数のウェブソースで表記のゆれが見られます。「土・低草」と表記するものも、「天然芝・土」と表記するものもあり、公式サイト(海老名市・ebinasportspark.jp)は「相模川河川敷の自然を活かした地面」とのみ記載しています。共通しているのは、整備された人工芝ではなく相模川の自然環境をベースにした地面であること、そして利用規約16条で「地面の凸凹・石・植物に注意」と明記されていることです。
雨上がりには地面がぬかるむ可能性があります。また夏季は日陰がなく、気温が高い時間帯は熱中症のリスクがあります。午前中の涼しい時間帯や夕方以降の利用が推奨されます。相模川の河川敷という立地上、台風や大雨の際は増水・浸水のリスクも考慮が必要です。公式ルールには「悪天候の際はご遠慮ください」と記載されており、増水時の臨時閉所可能性については管理事務所(046-244-0085)への確認を推奨します。
利用規約の透明性——安心して使える理由
中野多目的広場 ドッグランは、市公式サイトおよびebinasportspark.jpに17条からなる利用規約を公開しています。「未就学児の入場禁止」「ボール・フライングディスク等の遊具使用禁止」「発情中のメス犬の入場不可」「フェンス(1m)を飛び越える可能性がある犬の利用禁止」など、安全に配慮したルールが明文化されています。公設ランとして透明性の高い運営が行われており、初めて利用する飼い主でもルールを事前に確認してから訪問できます。これだけ詳細なルールが公開されている公設ドッグランは、神奈川県内でも比較的まれです。
エリア分け
| エリア | 対象・特徴 |
| 全サイズ共通エリア(約1,000㎡) | 大型犬・中型犬・小型犬の区分なし。頭数・犬の大きさの制限なし。ボール・フライングディスク等の遊具使用は禁止(規約15条) |
施設特徴|設備
- フェンス(ネット、高さ1m):ドッグランを囲む境界フェンス。1mを飛び越える可能性がある犬の利用は規約上禁止されているため、ジャンプ力の高い犬種の飼い主はあらかじめ確認を推奨します
- 場内に水飲み場・足洗い場なし:中野公園の水栓を利用できます(排泄後の水洗い用。規約13条に利用方法の記載あり)。来場時に飲料水と犬用の水容器を持参することを推奨します
- 日陰・屋根なし:露天式の河川敷ランのため、夏季は熱中症対策(早朝・夕方の利用、水分補給)が重要です
- 管理人不在:現地に常駐スタッフはいません。トラブルや緊急時は管理事務所(046-244-0085)または海老名市 文化スポーツ課(046-235-4927)に連絡します
- ごみ箱・うんち袋なし:犬の排泄物はすべて自宅に持ち帰ります(規約12条)。排泄した箇所は公園の水栓で水洗いします(規約13条)
- 簡易トイレあり(ドッグラン場外):中野多目的広場全体に簡易トイレ6基が設置されています(サッカー場・ラグビー場側)
- 二重扉・ベンチの有無:公式情報に記載がありません。詳細は管理事務所(046-244-0085)にご確認ください
施設特徴|設備
はじめて利用する場合
中野多目的広場 ドッグランは、事前登録・会員証の申し込み・予約のいずれも不要で、手続きなしで当日すぐに利用できます。入園料・利用料ともに無料で、市内外の方を問わず利用できます。
駐車場を利用する場合は、中野公園第1・第2駐車場(合計136台)を使います。駐車場は2022年5月より有料化されており、入庫から60分は無料、以降1時間ごとに200円(最大料金1,400円)がかかります。駐車場の利用可能時間は8:30〜17:30で、ドッグランの開所時間(9:00〜17:00)との間に多少のずれがあります。早朝から来場する際は駐車場のゲートが開く8:30以降を目安にしてください。
ドッグランに入る際は、犬の首輪に狂犬病予防注射の注射済票が着用されていることを確認してください。また、最初はリードを着けたまま場内環境に慣らし、落ち着いてからリードを外すことが規約7条で推奨されています(規約8条により、リードを外した後も犬から目を離さず、即座に制御できる状態を維持することが求められます)。
エサや人の飲食物の持ち込みは禁止(規約11条)、ボール・フライングディスク等の遊具の使用も禁止(規約15条)です。ゴミや排泄物はすべて自宅に持ち帰ります(規約12条)。
waiwankoから愛犬家の皆さまへ
大切な愛犬とのおでかけを安全に楽しむために、お出かけ前にぜひ確認しておいていただきたいことがあります。施設ごとのルールはもちろんですが、以下のような点にも気を配ることで、愛犬も周りの方も気持ちよく過ごせる時間になります。
- 攻撃的な傾向がある犬:他の犬や人に対して攻撃的になりやすい子は、トラブルの原因になることがあります。利用を控えるか、混雑する時間帯を避けるのがおすすめです。
- 極度に怖がりな犬:知らない場所や犬に強い恐怖を感じる子は、大きなストレスを受けることがあります。少しずつ慣らしてからの利用をおすすめします。
- 興奮しやすい犬:テンションが上がると制御が難しくなる子は、リードの管理をしっかりしましょう。
- 未去勢・未避妊の犬:トラブルや意図しない繁殖を防ぐため、施設のルールを事前に確認しましょう。発情中のメス犬は入場できません(規約10条)。
- 体調が悪い犬・感染症のある犬:他の犬への感染リスクがあるため、体調が万全でないときは利用を控えてください(規約上も感染症疾患のある犬の入場は禁止されています)。
- ワクチン・狂犬病予防接種:書類の提示が不要な施設でも、愛犬と周りの犬の安全のために接種を済ませておくことをおすすめします。狂犬病予防注射の注射済票は、規約上、犬の首輪への着用が必要です。
- マナーパンツ・トイレシーツ:施設に用意がない場合も多いので、必ず持参しましょう。
初めての場所に連れて行くときは、まず少ない犬数の環境で慣らしてあげると、愛犬も安心して楽しめます。
必要書類
| 狂犬病予防注射済票 | 犬の首輪への着用が必要(規約上の入場条件。1年以内の接種が条件)。書類の持参提示義務の明記はなし |
| 三種以上混合ワクチン接種証明 | 規約上の提示義務の明記はなし。ただし感染症疾患のある犬の入場は禁止されているため、接種は済ませておくことを推奨 |
| 畜犬登録済みの鑑札 | 規約2条で「畜犬登録が済んでいる犬」が入場条件。鑑札を首輪に着用していることが望ましい |
ACCESS -アクセス-
| 電車 | JR相模線 門沢橋駅 徒歩約10分 |
| お車 | 首都圏中央連絡自動車道(圏央道)海老名IC方面から国道129号線経由。中野公園駐車場(136台)利用可 |
| バス | 詳細なバス路線情報は確認できていません。管理事務所(046-244-0085)にご確認ください |
電車
最寄り駅はJR相模線の門沢橋駅で、ドッグランまで徒歩約10分です。相模線は橋本駅(JR横浜線・京王相模原線)と茅ケ崎駅(JR東海道線)を結ぶ路線で、門沢橋駅はその途中に位置します。小田急線・相鉄線の海老名駅からは直接の鉄道アクセスはなく、車での来場が主流です。なお、JR相模線 社家駅からも徒歩約17分でアクセスできます。
お車・駐車場
車でのアクセスには、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の海老名インターチェンジ方面から国道129号線を経由するルートが便利です。施設は相模川河川敷沿いに位置しています。
駐車場は中野公園の第1駐車場(96台)と第2駐車場(40台)を合わせた計136台(うち身障者用3台)が利用できます。駐車場の利用可能時間は8:30〜17:30です。料金は入庫から60分は無料で、以降1時間ごとに200円、最大料金は1,400円です(2022年5月から有料化)。車高制限は2.1m以下です。イベント開催日は満車になることがあるため、早めの来場をおすすめします。
周辺の駐車場
中野多目的広場 ドッグランの利用者は、施設に隣接する中野公園駐車場(第1・第2)を利用するのが基本です。周辺は相模川河川敷エリアで商業施設が少なく、民間コインパーキングの情報は確認できていません。以下に施設駐車場の詳細と、その他の選択肢をまとめます。
- 中野公園 第1駐車場(施設直結・約96台):ドッグランの最寄り駐車場。入庫から60分無料、以降1時間ごとに200円(最大1,400円)。利用可能時間8:30〜17:30。車高制限2.1m以下。イベント開催時は満車になる場合があります
- 中野公園 第2駐車場(第1に隣接・約40台):第1と同じ料金体系・利用時間。第1が満車の際の代替として利用できます。身障者用スペース3台を含む合計136台で中野多目的広場を利用する来場者全員が共用します
周辺施設
海老名市・厚木市・綾瀬市・座間市・大和市エリアには、2026年6月時点でwaiwanko(innuis.com)に掲載されているドッグラン・ドッグカフェの記事が多くはありません。以下に、現在掲載中の周辺施設をご案内します。
- カインズ秦野店ドッグラン(神奈川県秦野市。直線距離約15km)
- 県立相模原公園ドッグラン(相模原市南区下溝3277。車で20分ほど):相模川沿いにある約2,500㎡の天然芝ドッグランです。利用には事前の登録が必要ですが、登録料は無料。開放日は土日祝のみとなっています。中野多目的広場 ドッグランが「登録不要で毎日気軽に立ち寄れる」施設であるのに対し、県立相模原公園は「登録を済ませてから週末にじっくり使う」という使い分けができます。天然芝の広い空間でゆったり走らせたいときの選択肢としておすすめです。
海老名市周辺のドッグラン情報は引き続き追加予定です。お近くのほかの施設については、今後の掲載情報もあわせてご確認ください。
よくある質問
Q. 利用料金はいくらですか?別途入園料はかかりますか?
A. ドッグランの利用料は無料です。事前登録・予約も不要で、市内外の方を問わずどなたでも当日すぐに利用できます。中野多目的広場(公園エリア)自体の入園料もかかりません。ただし、車で来場する場合は中野公園駐車場の駐車料金(入庫から60分無料、以降1時間ごとに200円、最大1,400円)が必要です。駐車場は2022年5月から有料化されています。
Q. 予防接種証明書の持参・提示は必要ですか?
A. 利用規約上、証明書の持参・提示義務の明記はありません。ただし、狂犬病予防注射の注射済票を犬の首輪に着用していることが入場条件(規約3条)とされています。また、規約上「感染症疾患のある犬」は入場禁止(規約2条)と定められており、混合ワクチンの接種は済ませておくことを推奨します。証明書を念のため持参しておくと安心です。
Q. 犬種・体重・サイズの制限はありますか?
A. エリアは全サイズ共通の1エリアで、大型犬・中型犬・小型犬の区分はありません。頭数や犬の大きさに関する制限も公式には設けられていません。ただし、「飼い主が制御できる犬」であることが入場条件(規約1条)で、ネット高さ1mのフェンスを飛び越える可能性がある犬は利用をご遠慮ください(規約9条)。発情中のメス犬の入場も禁止されています(規約10条)。
Q. 予約は必要ですか?混雑する時間帯はありますか?
A. 予約は不要です。当日随時利用できます。中野多目的広場は週末にサッカー場やラグビー場でスポーツイベントが開催されることがあり、そうした日は駐車場が混雑する場合があります。ドッグラン自体の利用者数に関する公式データはありませんが、犬を連れた来場者が集まりやすいのは土日の午前中や夕方です。夏季は熱中症対策の観点から、気温が高くなる昼間を避けて早朝(開所直後)や夕方(閉所前)の利用がおすすめです。
Q. 駐車場はありますか?
A. 中野公園 第1駐車場(96台)と第2駐車場(40台)の合計136台が利用できます(身障者用3台含む)。利用可能時間は8:30〜17:30で、入庫から60分は無料、以降1時間ごとに200円(最大1,400円)がかかります。車高制限は2.1m以下です。2022年5月以前は無料でしたが、現在は有料化されていますのでご注意ください。イベント開催日は満車になる場合があるため、なるべく早めの来場をおすすめします。
Q. 夏場の利用で気をつけることはありますか?
A. 中野多目的広場 ドッグランは屋外の露天式で、日陰や屋根がありません。夏季は太陽光が直接あたるため、気温・地面温度ともに高くなります。熱中症や肉球の火傷を防ぐために、来場時間は早朝(開所直後の9時頃)か夕方の涼しい時間帯を選ぶことを強くおすすめします。また、場内には水飲み場がないため、犬用の飲料水と水容器を必ず持参してください。炎天下での長時間の運動は避け、体調の変化に細心の注意を払いながらご利用ください。
公式SNS
中野多目的広場 ドッグランおよび指定管理者(相鉄・コナミスポーツ・日比谷花壇共同企業体)による施設公式SNSアカウント(Instagram/X)の公開は確認できていません。施設に関する最新情報は、海老名市公式ウェブサイト(文化スポーツ課)または管理事務所(046-244-0085)にてご確認ください。
- 海老名市公式ページ(ドッグラン):https://www.city.ebina.kanagawa.jp/guide/bunka/sports/1011492/1011659.html
- ebinasportspark.jp(施設詳細):https://www.ebinasportspark.jp/nakano/facility/detail/id=168



















